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L'Oneiropompe / 夢先案内猫

L'Oneiropompe / 夢先案内猫

大鴉  (一)  ポー



( 2007年 05月 13日の日記 )

エドガー・アラン・ポー

エドガー・アラン・ポー の詩 『 大鴉 』を
ギュスターヴ・ドレ の この詩の為の挿入画と共に


原文 (Old English)

日夏 耿之介 版 ( 夫が傾倒 )
(一部、入力不可の漢字は、ひらがな入力しています。)


インフォシーク自動翻訳 版
(一部、インフォシーク翻訳不可の単語は修正しています。)


夢先案内猫・現代 版

以上の四重奏で お楽しみ下さいませ

それでは、はじまり、 はじまり・・・

大鴉 01


Once upon a midnight dreary, while I pondered, weak and weary,
Over many a quaint and curious volume of forgotten lore,
While I nodded, nearly napping, suddenly there came a tapping.
As of some one gently rapping,
rapping at my chamber door.
" 'Tis some visitor, "
I muttered .
" tapping at my chamber door,
Only this and nothing more. "



むかし荒凉たる夜半なりけり
いたづきみつれ黙坐しつも
忘郤の古學のふみの奇古なるを繁に披きて
黄ねいのおろねぶりしつ交睫めば
忽然と叩叩の欸門あり。
この房室の扉をほとほとと
ひとありて剥啄の聲あるごとく。
儂呟きぬ
「賓客のこの房室の扉をほとほとと叩けるのみぞ。
さは然のみ あだごとならじ。」




弱くて疲れていて、私が考える間、一度陰惨な真夜中に
多くの風変わりで面白くて奇妙な忘れられた伝説量以上
私が、ほとんど居眠りして、突然うなずく間、たたくようになりました。
穏やかにラップしている  私の部屋のドアを叩く  誰か現在、
「一部の訪問客だ。私はつぶやきました。私の部屋のドアをたたくこと
  これとより多くの何だけも。




それは、だいぶ前のとっても冷え込んだ夜中の事だった。
ぐったりと疲れてた体で
いまどき誰も興味持たないような変わった本を開きながら
物思いに耽ってた時だった。
そう、まるでうたた寝してるみたいに、まどろんでた時
コツコツと音が聞こえた
誰かがそっと僕の部屋の戸をコツコツと叩いているかのように・・・
僕は、まどろみの中で呟いた
誰かが僕の部屋の戸を叩いている・・・、
それだけの事、ただそれだけ事・・・。



大鴉 02


Ah, distinctly I remember, it was in the bleak December,
And each separate dying ember wrougt its ghost upon the floor.



憶ひぞいづれ鮮かに あはれ師走の厳冬なり。
もえざしの火影ちろりと 怪の物影を床上に描きぬ。




ああ、明確に、私は思い出します、それは厳しい12月でありました。
そして、各々の別々の最後の燃えさしは、床にその幽霊をもたらしました。




あぁ、はっきりと覚えている、とても寒さ厳しい12月だった。
消えかかっている燃えさしの火が、床に怪しい物影を描いていた。



大鴉 03



Eagerly I wished the morrow ; vainly I had sought to borrow
from my book surcease of sorrow, sorrow for the lost Lenore.



黎明のせちに遲たれつ ー 逝んぬ黎梛亞を哀しびて
その胸憂を排さばやと黄巻にむかへどあだなれや。




熱心に、私は翌日を願いました; 無駄なことだが、私は借りようとしました
悲しみの私の本終わりから-迷ったレノアに対する悲しみ




僕は夜明けを待ち続けた  レノアを喪(うしな)った悲しみ
夜明けまで、読書で悲しみ紛らそう・・・、でもそれは無駄な事だった。



大鴉 04



For the rare and radiant maiden whom the angels name Lenore,
Nameless here for evermore.



嬋娟しの稀世のをとめ 天人は黎梛亞とよべど
とことはに 我世の名むなし。




天使がレノアという名前をつける珍しくて輝いている少女のために
今後永久にここで名状しがたい。




天使達はレノアと呼んでいる美しく輝く乙女を
この世ではその名を呼ぶ者もない。




・・・  つづく  ・・・



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